こんにちは。
Excelでいちばん好きな操作は「すべて更新」のエクセル姉さんです。
突然だけど、Excelの使い方がへたなやつっていっぱいいるじゃない。
そういうのを隣で見ていると、いらいらするじゃない?
朝ちゃんと納豆と白飯食べてきたから血糖値は十分たりているはずなのに、いらいらするじゃない?
(意味のない画像。以下同じ)
Excelは書類ソフトじゃない。
Excelは表をつくるためのものじゃない。
だのに何? おまえのそのExcelの使い方は。
クロマニヨン人に Microsoft Office 与えたってもうちょっとましなピボットテーブルつくるわよ。つくるかばか!
つまりあたしが言いたいのは、Excelの機能を使いこなそうとしないやつは、あの世でビル・ゲイツにぶん殴られろって思うよね(あれビル・ゲイツってまだ死んでなかったっけ)。
でもまあ。
あたしだって家にムカデが出たときは熱湯をかけて殺してニヤついたりするけど、鬼ではないからね。
なんでExcelの使い方がへたなやつらはいつまでたっても安土桃山時代みたいなExcelの使い方をしてるんだろうって、考えてみたわけ。
で、わかったわけ。
たいていのやつらは、ただ知らない。
Excelの力を。
マウスのホイールをクリクリってやらなくても表のいちばん下まで移動できることを。
おまえが毎週1時間使ってくりかえしてる作業は、1回VBAを書いてしまえば30秒で終わるということを。
1万行あるデータの整理だって、関数やマクロを使えばすぐに終わるってことを。
Σの記号をクリックして合計出しただけで、Excelを使いこなした気になるんじゃない!
そんなの、おいしくご飯を炊いただけで炊飯器を使いこなした気になるようなものよ(それ9割使いこなしとるわ)。
自慢じゃないけど、あたしはもうちょっとExcelを使える。
炊飯器でいったら、お餅をついたりパンを焼いたりできるぐらい使いこなしてる。
毎朝決まった時間にご飯を炊く予約もできちゃう。うっかり旅行中も炊きあがっちゃう。
そんなあたしが見つけだした、Excel上達の秘訣。
それはたったひとつ。
めんどくさがるほどExcelは上達する。
ただこれだけ。
ほんとにこれだけ。
は?なに言ってんの? って思ったでしょ。
あーはいはいあれね。
安っぽい新書のタイトルのパターンね。
『まずは手帳を捨てなさい』
『できる社会人は朝寝坊する』
『健康になりたければバターを飲みなさい』
みたいな、常識とちがうことをあえて言って注目を集めようとするパターンね。
って思ったでしょ。
まあね。
そういうあさましい魂胆も、ないではない。
でも、「めんどくさがるほどExcelは上達する」ってのは真理だと思う。
Excelが上達しないやつって、ほんとにサボろうとしない。
ちっとも手を抜こうとしない。
細かいこともおろそかにせず、こつこつまじめに50年、そんなやつばっかり。
だから10,000行あるデータを加工するときも、上から順番に目で見て修正していく。
そういうやつは、きっと図書館の本で読んだとおりの、つまんないセックスをするんでしょうね(どこの図書館だ)。
自慢じゃないけど、あたしはほんとにめんどくさがり。
その証拠に、年賀状の返事を2月に書いて、さらにポストに行くのがめんどくさくて4月に投函したりする。
そんなんだから、仕事でやむなくExcelを使うときは
「どうやったら楽をできるだろう」ってことばっかり考えてる。
早く仕事を終わらせて、早く帰って、ラムネ菓子食べながらネットサーフィンしたいってことばっかり考えてる(だからいつまでたっても年賀状書けないのか)。
楽をしたいってことばっかり考えてるから、Excelでちょっとでも面倒な作業が発生したときは、
「どうにかして楽する方法はないだろうか」って考える。
考えてわからなければ検索する。
「Excel 楽 早く帰りたい」って。
そうやってあたしはExcelの知識を増やしてきた。
だから、Excelが上達したいと思っている人は、めんどくさがってほしい。
今自分がやってる作業は、ほんとにいちばん効率的なやりかたなんだろうか、と疑問を持ってほしい。
もっと早くかんたんにやる方法があるんじゃないだろうか、と疑ってほしい。
たいていの場合は、もっといい方法が見つかる。
「手作業でやるのはめんどくさいから、この関数とあの関数を組合わせよう」
「毎回同じ作業をやるのはめんどうだから、マクロ化しておこう」
「いつもこの式を打ち込むのはめんどくさいから、Functionで関数化しておこう」
そうして、知識は増え、技術は向上し、仕事は楽になる。
だからあたしは、Excelを使うすべての人に言いたい。
家内制手工業はとっとと捨てて、早く産業革命を起こしなさい!
【 まとめ 】
めんどくさがるほどExcelは上達する。
仕事を早く終わらせたいなら、怠惰に生きなさい。
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